Cotoba

ことばを書きとめています。

職業の選択にさいしての一青年の考察

地位の選択にさいしてわれわれを導いてくれなければならぬ主要な導き手は、人類の幸福であり、われわれ自身の完成である。これら両方の利害がたがいに敵対的にたたかいあうことになって、一方が他方をほろぼさなければならないのだなどと思ってはならない。そうではなくて、人間の本性というものは、彼が自分と同時代の人々の完成のため、その人々の幸福のために働くときにのみ、自己の完成を達成しうるようにできているのである。

カール・マルクス - Wikipedia

理論

理論もそれが大衆をつかむやいなや物質的な力となる。理論が大衆をつかみうるようになるのは、それが人に訴えるように論証をおこなうときであり、理論が人に訴えるように論証するようになるのは、それがラディカルになるときである。ラディカルであるとは、ものごとを根本からつかむことである。

カール・マルクス - Wikipedia

長持ち

個人的には「うまくやろう」「儲けよう」というより「生き残ろう」「楽しく続けよう」という気持ちのほうが強いでしょうし、長持ちすると思います。

やまもといちろう 公式ブログ - 4月24日、メディアミートアップってのに登壇するんですが - Powered by LINE

自分の人生

何かに打ち込み、これが好きだと言える自分と、何かを背負い、これを果たさなければと考える自分とを切り分ける苦しさも、やりくりしてどうにかする情念も、すべては自分の人生を如何に豊かなものにしていくか、また、自分が生きた証を打ち立て、生きる意味を見出し、価値のある人生を誰憚ることなく送ることができたという納得感に直結します。

やまもといちろう 公式ブログ - したいことを実現するための人生にする。『半年だけ働く。』(村上アシシ・著) - Powered by LINE

愛と美

「愛とは美しさの絶対的な結果であり、美しさもまた、愛の絶対的な結果なのです」と、モランディ氏は語った。
「誰かを深く愛すると、その人を美しいと思うようになるでしょう。肉体的に美しいのではなく、その人と共感し、その人の一部になる。そしてその人も自分の一部になる。自然との関係もまた同じです」

28年間たった1人で彼が孤島に暮らし続けた理由 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

利便性

無料に勝る利便性。
Napsterを創業した20歳のショーン・パーカーが予言した、有料が無料に唯一、打ち勝つ道だった。

iTunesストア誕生の裏でSonyに起きていたこと~スティーブ・ジョブズが音楽産業にもたらしたもの(榎本幹朗) - 個人 - Yahoo!ニュース

運と縁とツキ

「物事はとらえ方によって全然変わる。腹立てるのとおもしろいのと、どっちがええか言うたらおもしろいほうがええ。」


「運がいいといろんな人と出会える。その人との関わりを大切にすれば縁ができ、その縁を大切にすることでツキまで回ってくる」
つまり、「縁は努力」なのだ。では、「運」とはなにか。鶴瓶流に言えばそれは「ぼたもちが落ちる位置にいること」だ。

タモリと鶴瓶 あこがれられる男とあこがれられない男の人生哲学(てれびのスキマ) - 個人 - Yahoo!ニュース

続いている

人生って面白いね、面白い
それから人生って楽しい、いろんなことがあってね
それで今もいろんなことが続いている

NHKドキュメンタリー - ドキュメント72時間「運命の七差路」

ドキュメント72時間「運命の七差路」、ある老人の言葉

悔恨と泥酔

宿醉の朝に

泥酔の翌朝に於けるしらじらしい悔恨は、病んで舌をたれた犬のやうで、魂の最も痛々しいところに噛みついてくる。夜に於いての恥ずかしいこと、醜態を極めたこと、みさげはてたること、野卑と愚劣との外の何物でもないやうな記憶の再現は、砒毒のやうな激烈さで骨の髄まで紫色に変色する。げに宿酔の朝に於ては、どんな酒にも嘔吐を催すばかりである。ふたたびもはや、我等は酒場を訪はないであらう。我等の生涯に於て、あれらの忌々しい悔恨を繰返さないやうに、断じて私自身を警戒するであらう。と彼らは腹立たしく決心する。けれどもその日の夕刻が来て、薄暮のわびしい光線がちらばふ頃には、ある故しらぬ孤独の寂しさが、彼らを場末の巷に徘徊させ、また新しい別の酒場の中に、酔った幸福を眺めさせる。思へそこでの電燈がどんなに明るく、そこでの世界がどんなに輝やいて見えることぞ。そこでこそ彼は真に生甲斐のある、ただそればかりが真理であるところの、唯一の新しい生活を知ったと感ずるであらう。しかもまたその翌朝に於ての悔恨が、いかに苦々しく腹立たしいものであるかを忘れて。げにかくの如きは、あの幸福な飲んだくれの生活ではない。それこそは我等「詩人」の不幸な生活である。ああ泥酔と悔恨と、悔恨と泥酔と。いかに悩ましき人生の雨景を蹌踉することよ。

萩原朔太郎

宿醉の朝に — Crossroad of word

ヒーロー

ITがビジネスを加速させる時代となりました。それを進めるのがIT技術者であり技術革新を通じて、IT技術者がヒーローになる時代です。

IT技術者がIT Heroになるイベント「Microsoft Tech Summit」参加レポート | db tech showcase

名前

すべての事象には名がある。と言うより、名前がないものは存在を認識できない。
我々は先ず対象に名前を付ける。そのためには対象の概念を明確にし、またそれ以外の事象との区別を持たなければならない。この過程で名前を付けた対象が明確になる。
たとえば、自然観察の際に、まず生き物の名前を覚えることから始めることが多いが、これはそれ自体に価値があるのではなく、名前を覚えることで、それまでどれも同じに見えていたものの区別がつくようになるからである。

名前 - Wikipedia

うまく失敗する

科学の道からドロップアウトした人は「失敗することに失敗する」という特徴があるのではないかと考えています。失敗がつきものの科学の世界では、「うまく失敗する」ということが求められていますが、失敗から立ち直るのに失敗することで、最終的に科学の道から外れていくというわけです。(中略)
失敗から回復できるようにするには何が必要かを考えたウィトロックさんは、「自分の失敗を、誰かが共有してくれたときに初めて失敗から立ち直ることができた」という自身の経験を振り返り、失敗体験の共有が有効だと考えているとのこと。

若者の科学離れの原因は「失敗することに失敗するから」だという指摘 - GIGAZINE